チノジャケ＆チノパンツ

俺の中ではこのジャケットはイギリスの古着からイメージしていますが、

チノパンはアメリカ、キャップやスニーカーもアメリカだから、セットアップできると、「アメリカの田舎にある古いBAR、THE BANK のカウンターに、いつも一人で座っている、ちょっとオシャレな叔父さん」がイメージです。

昭和２年？に建てられた、旧鎌倉銀行由比ケ浜出張所の建物をそのまま利用したクラッシックなBARでしたが、

２０１５／５／３１をもって閉店していました。

こんな素敵な建物がまさか解体？と思っていたら、現在内装を改装中。

外観を残したまま新しい形でOPENするようです。

日本は歴史ある建物でもすぐに解体して、薄っぺらな建物に変わってしまう。

時代を超えてきたモノにこそ価値があるのに。

自分の歴史は３１年前に、

地元新潟でイギリスの古着を売る店「JAMES」からスタートしました。

２２歳の時に初めて行ったイギリス／ロンドン、とにかく全てがカッコ良かった。

街並みは何世紀も前に建てられた古い建物、当時のオシャレな若者はみんな週末のカムデンあたりに集まっていて、

古いツイードのジャケットを、カッコ良く着こなす姿に憧れて、もちろん自分もツイードジャケット着て、毎週マーケットに通ってました。

このジャケットはその頃着ていた、１９４０年代くらいのしっかり織られたハリスツイードJKのイメージです。

ツイードをパンツで使うコットン素材に置き換えて、通年着れるようにしました。

ちょっと太めのラベル幅、なで肩で丸みを帯びたフォルムは、１９３０／４０年代のデザインです。

都会っぽさより田舎の麦畑が似合う感じ。

胸ポケットの袋生地を引っ張り出すと、チーフの代わりになりますよ。

JAMES AFTER BEACH CLUB ／ EBBETS別注ベースボールキャップのエンジと同じ色です。

今日は「BAR THE BANK」に行く前提での色合わせになってますね。

ドアの色と自分があまりにも一体化しています。

このジャケットを着て、カウンターに座り、JIM BEAM飲みましょう。

ちなみにJIM BEAM は、JAMES という会社が作っています。

塩谷

◆JACKET  ¥26,000+tax

◆SHIRTS  ¥14,000+tax

◆LONG SLEEVES  ¥11,000+tax

◆PANTS  ¥15,000+tax

◆JACKET ¥26,000+tax