「STANDARD LIFE」をコンセプトに、STUDIO ORIBE / DELICIOUSの2つのファッションブランドの企画・生産・卸。鎌倉由比ガ浜にて事務所+直営店舗「JAMES & CO 鎌倉」として運営しています。
海に流れ着く流木で作られた鳥、針原修さんの作品です。
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classicoさんのブログで紹介されている「流木の鳥」が、我が家にやって来ました。
クラシコさんで見てずうっと気になっていた鳥達でしたが、針原さんのホームページDrift Wood Birdを見ていて、不意にcontactをクリックして手紙を書いたところ、すぐに返事を頂きご自宅訪問させてもらうことに。凛としたたたずまいの鳥達ですが、彼らを制作されている針原さんは、想像とはちょっと違ってとても奇策でフランクな人。初めて会うなり、一緒に生活してる植物や猫や作品の鳥達のことさんざん話してくれました。グラフィックの仕事が忙しかった頃、友達の居る葉山に行くのが楽しみで、遊んでいた海で見つけた流木を集め出し、あるときその流木が冬に丸まっている鳥に見えて、たまたま小さな流木を頭に見立てて乗せたら、ぴったり鳥に変身。以来なんの役目も無い流木を使って、それぞれの個性を主張する世界に一羽だけの鳥を作り続けているそうです。なんの役目の無い流木が鳥になり人の心を癒す、素敵な話です。
鳥達の製作とガーデニングがライフワークの針原さん、冬には植物達も部屋の中に招き入れ、猫も三匹みんな癒し系な猫達でした。
海の見える窓辺に一番似合いそうな彼を、我が家の住人に選びました。海を漂流する流木だった彼は、新しい命を与えられて、懐かしい海を眺めております。新潟JAMESでも取り扱いが決まりました。ぜひお店の鳥達に逢いにきてください。
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流木の鳥達と逢った帰りに、classicoさんにお邪魔。
東京・谷中にあるclassicoさん。日本中には大小さまざまな、アパレル・雑貨屋いろんなお店がありますが、全国津々浦々見聞の旅をしている自分が、今一番好きなお店がクラシコさんです。今回行ってみて改めてそう感じました。クラシコという店名には「時代を超える本物」という意味が込められているそうです。オーナーの高椅隆さんがひとりで仕入れをされて、自分でお店に立たれています。決して贅沢でなくとも日本的な豊かさを感じれる生活、そんな生活に必要な服や生活雑貨を、高橋さんの本能に正直に品揃えされています。今話題だからではなく本当に自分が愛せる商品。道理にかなった美と機能と価格のバランスの取れた商品。一人の人間が愛情を込めて集めて、伝えていける商品量。そして高橋さんのお目にかなった、時代を超えられる本物はいつもそこに有ります。本当にいいと思えるものを売り続ける姿勢に共感します。 クラシコさんには、安くても生活を豊かにしてくれるいい物がたくさん有ります。歯ブラシ、ふきん、靴下、行くたびに何か買って帰って、そしてその物の良さに気付かされます。
物や服は趣向品でもあるから好き嫌いもある。我々が提案する「オリベの定番たち」も誰もが好きなワケではない。いいと言ってもらえる店もあれば、いらないと言われる店もある。だけどずう〜っと売れ続けているし、我々もずう〜っと作り続けることにした。「オリベの定番たち」をずう〜っと置き続けてくれるお店が1件でも増えてくれたら嬉しいし、そうなっていくように伝える努力も続けます。
ちなみに今回は歯ブラシ購入、ふきんの良さはもう体験したし、今度はこの豚の毛で出来た歯ブラシを体験させてもらいます。ちなみにクラシコさんには「オリベの定番たち」は有りませんー残念。
今年の新潟は26年ぶりの大雪でしたが、18日は鎌倉も雪化粧!
昼前にはすっかり雪も消えていて、浜辺を自転車引きながら散歩する人。もちろん上にはちゃんと道もありますが、波打ち際を歩きます。江ノ島の手前、七里が浜正面にサーファー確認。
「海から見たにっぽん」改め、「鳩サブレー外交」って感じです。
最初は取引さんのお店を廻りながら、全国の海でサーフしょう、全国各地を海から眺めよう、と考えて始めた旅ですが、一応は1月いっぱいでとか時間的な制限もあって、毎日の予定を考えると海なんか見に行ってる場合じゃないし、あとはなんといっても「今年の寒さは記録的だもの、こごえてしまうよ、毎日、吹雪、吹雪、氷の世界」、寒さにも負けちゃって海にはほとんど入らずにこの旅ももう終盤。海から見た〜を実行するにはちょっと時期が悪すぎました。
窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り きっと誰かがふざけて リンゴ売りのまねをしているだけなんだろう
僕のTVは寒さで 画期的な色になり とても醜いあの娘を グッと魅力的な娘にして すぐ消えた
今年の寒さは 記録的なもの こごえてしまうよ 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界
こちらは井上陽水のヒット作、「氷の世界」だけど、まさに今年はこの歌ハマってます。俺のハイエースのカーナビは、あんまり寒いと朝一は機能しないんです。おかげでカーナビとi-phoneのナビと格闘したりもよくありました。ということでサーフなんて、全く出来ず、後半は「鳩サブレー外交」と改名だな〜なんて考えながら、旅してました。領収書見ながら数えてみたら、なんと「鳩サブレー」150箱買ってました。ポイントカードがあれば、きっと3枚は貯まってたはず。だけど差し上げた皆さんには喜んでもらえたと思う、きっと。
四国と関西での鳩サブレー外交はこんな感じ。
鎌倉を出て、中国・四国・関西を廻った旅は、今回の旅でも一番長い旅でございました。突然現れて定番や追加できる商品の大切さを勝手に話しているので、迷惑に感じた人もいたと思いますが、まあまあ考え方も提案の仕方も、営業の仕方も人それぞれ、ただお店のためと思って話していることなんでお許しくださいませ。
松江、益田、山口、周南、広島、福山、岡山と初めて廻った中国地方の旅、松江では出雲大社に参拝。
極々最近までその意味も解らずに歌っていた、我が国ニッポンの国歌「君が代」。皆さんは『さざれ石の巌となりて』ってちゃんと意味とか教えてもらいました?
それにしても善くも悪くも、しっとりした国歌です。スポーツの試合前とか、もり下がるというか重苦しい時ありますよね。
中国地方でのハトサブレ外交、瀬戸大橋も初体験!
広島では『オリベ09スエットパンツ』着用の青年に遭遇。「オリベの定番のこと」渡して記念撮影!
和菓子屋のおばちゃんと、定番の話して「はとさぶれ」と「ういろう」物々交換!
15泊16日・3746kmの長い長い長〜い旅、行ってきました。
今回はいっきに米子まで走って、鳥取・島根・山口・広島・岡山・香川・愛媛・高知・徳島・兵庫・大阪・和歌山・奈良・京都・愛知の13の県と2つの府にお邪魔して参りました。今までは都市名で書いてたけど、多すぎなので県名で失礼させてもらいます。今回も一応サーフボードは持参したモノノ、波乗りやってる暇なんて全く無くて。たまに「楽しそうな旅してるね〜」なんて言われますが、毎日毎日300キロ近い距離走って、4・5件の取引先や新規のお店に営業活動は、はっきり言って肉体労働でございます。おまけにまったくのアポ無し突撃営業なので、一日の最後に着いたお店の方に「今晩メシでもどうですか〜」なんて聞いても、「え〜×××」なんてことも多々ありまして、ビジネスホテルでコンビニディナーも度々で、ご当地名産なんてほとんど無し。昼飯も完璧にドライビィングランチでございます。最後の日のランチ1回だけ、ニット屋さんの社長さんに「食ってけ」と言われてごちそうになりました。椅子に座って食べたランチはこの1回だけであります。けっこうトホホな旅なワケですよ本当に。
だけど今まで営業に出たこと無かったし、全国の街やお店見せてもらっていろいろ勉強になる。初めてちゃんと話をする人も多くて、「へ〜こんな人だったんだ〜」とお互い感じたりも出来て嬉しいです。 だけど、けして景気のいい世の中では無いので、人間つき合いだけじゃ成り立たないし、本気で考えてない店は生き残れませんね。卸も一緒です。小売店さんがセールをしなくてもいい、商品の供給の仕方を本当に真剣に考えています。
つづきまたのせます。
そして今日の鎌倉は、サーファーズDAYでした。
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