簡単にご説明すると
別名パラシュートパンツとも呼ばれ、ブーツ捌きを楽にするために
フランス空軍が使用したパンツで裾を絞った状態のものが一般的です。
諸説ありますがF2のFはFighter=戦闘機を意味しています。
現在の紳士服の基本がフランスにあったように
フレンチ・ミリタリーと言えば、モデルを問わずシルエットに定評があり
軍服の中では比較的細身のものが多いという点が挙げられます。
ちなみにパラシュートを現代に定着させたのも、フランスが始まりだとも言われており
お互いに長い時間をかけられたからこそ、今に広く残るものがあるのではないかと思います。
秋冬の素材は起毛をかけたモールスキン素材。
素材だけ見るとこちらはドイツ軍が好んでよく使用していた素材で、お国柄を示すように丈夫さや暖かさに
優れています。
定番の素材よりもアタリ感が出にくいので、同じ表情で長くお付き合いできますよ。
ちなみに今日の写真は鎌倉・妙本寺
現存する鎌倉最大級の木造建築であり、日蓮宗派の中でも最も古いとされる寺院のひとつです。
時代が示すとおりに鎌倉には多くの神社仏閣があり、元々は供養の為に建立されたものも数多く存在します。
しかし今では自分を含め多くの人に、癒しを与えてくれるスポットとしても賑わいをみせています。
今でこそミリタリールックは、ファッションでは必要不可欠であるものだと思いますが
この先の時代は、ファッションの中でしか必要のないものになれば良いなと、ささやかに思います。
波瀬
◆coat ¥34,000+tax
◆pants ¥17,000+tax |